製品紹介

特殊パルス電源

クライストロンパルス電源

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写真

クライストロンパルス電源

概要

リニアック加速器空洞に高周波電力を供給するクライストロンを駆動する為の電源です。

【補足】
クライストロンは速度変調管ともいい、マイクロ波用真空管の一種。直流電圧により加速された電子流がマイクロ波を共振させる空洞共振器により速度変化を受け、第2の空洞共振器内に強いマイクロ波を励起させ、これが出力となる。入出力にそれぞれ空洞共振器をもつ直進形は主として増幅用に使用され、1個の空洞共振器で2者を兼ねる反射形は発振用に使われる。

用途

研究用加速器、医療用加速器

特長

PFN回路充電用として当社の直流高圧安定化電源を採用することにより、コンパクト化および受電電圧が変動する条件下でも高安定のパルス出力を行います。
当社高圧安定化電源は、旧来の油絶縁タイプの直流電源と比較して、1/5程度の大きさになっており、設備全体のコンパクト化に貢献します。
サイラトロンに代わって高電圧半導体スイッチを使用することにより、ヒータ回路や定期メンテナンス(交換)が不要となり、低ランニングコスト化を実現します。
RF出力:数十kW~数十MWの幅広いクライストロンパルス電源の実績があります。

仕様

(実績例)
出力パルス電圧 350kV
出力パルス電流 390A
パルス幅(-3db) 13μs
パルス幅(平坦部) 7μs
繰返し 10pps
RF出力(2856MHz) 45MW

備考

クライストロンは含まれておりません