製品紹介

パルス発生器

インバータパルス発生器

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インバータパルス発生器

概要

インバータサージ電圧を模擬した電圧波形を発生させる装置です。省エネルギー化を目的として、モータをインバータ駆動とする運転方式が増加しています。しかし、インバータ駆動モータは、インバータに起因し高周波のパルス状サージ電圧(一時的に高電圧が加わる)が発生する為、モータ内部で放電発生を原因とした絶縁破壊を起こす場合があります。
近年では特に、電動化自動車が多く市場に展開されてきました。前述のインバータサージ電圧はモータの寿命に悪く影響します。また、モータの小型化、軽量化、高電圧化の傾向も相俟って、インバータサージ電圧および部分放電による影響が重要視されており、本装置はその評価試験に貢献いたします。

用途

  • インバータモータ用巻線材の開発(絶縁耐量評価)
  • インバータモータおよび巻線材の寿命評価(V-t試験)
  • 絶縁材料の開発(絶縁耐量評価)

特長

  • コイル巻き線などのインバータサージ試験に用いられるもので、正極性にn 回、負極性にn 回と交互に繰り返し出力することでPWM制御のモデリングが行えます。電圧、パルス幅およびパルス周波数の連続可変が可能です。
  • 基本パルス波形(矩形波)の他に、故意にオーバーシュート並びにアンダーシュートを発生させるためのL,R 切換端子を設けており、実際のインバータサージ波形を模擬した評価試験が行えます。

仕様

    <代表仕様>
  • マグネットワイヤ評価モデル [PG-W03KP-A]
    充電電圧 ±3kV
    周波数 ~100kHz
    負荷 ~100pF
  • モータ(ステータ)評価モデル [PG-W02K1N]
    充電電圧 ±2kV
    周波数 ~20kHz
    負荷 ~7000pF
  • 低圧モータ用
    PG-W0シリーズ(2kV,3kV,5kV,8kV)
  • 高圧モータ用
    PG-W1シリーズ(10kV,15kV,20kV)

バリエーション
オプション

部分放電測定器 [NPDシリーズ]
高電圧プローブ [EPシリーズ]
・恒温槽

カタログ